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「Opera 16」正式版公開、フォーム自動入力が復活、試験機能の設定切替に対応

 Opera Softwareは27日、ウェブブラウザー「Opera」の最新版となるバージョン16の正式版を公開した。Windows版とMac版がOperaのサイトから無料でダウンロードできる。

Opera 16

 Opera 16では、レンダリングエンジンが「Chromium 29」ベースになり、位置情報を扱うGeolocation APIに対応。Opera 12までに搭載されていたフォームの自動入力機能が復活し、氏名や住所などを簡単に入力できるようになった。

 Windows版では、Windows 7以降のジャンプリスト機能に対応。Mac版では、プレゼンテーションモードに対応した。

 また、試験的な機能のオン/オフを切り替えることができる「試験運用機能」の画面が追加された。アドレスバーに“opera:flags”と入力することで試験運用機能の画面になり、自動入力や位置情報通知、同期機能など、各種機能の設定を切り替えられる。

試験運用機能の切り替えが可能に

(三柳 英樹)