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プロジェクター一体型のコンパクトAndroid端末「GEANEE MPJ-A500」

 株式会社サムライマーケティングは20日、明るさ180ルーメンのプロジェクター機能を一体化させたAndroid端末「GEANEE MPJ-A500」を発表した。内蔵無線LAN機能およびタッチパッド(本体天面)を組み合わせることで、映像投写式のAndroid端末として利用できる。予想実売価格は3万9800円で、10月上旬発売予定。

「MPJ-A500」

 MPJ-A500はプロジェクターを内蔵しながら、約90.8×98.8×31.2mm(幅×奥行き×高さ)、重量約230gを実現した小型Android端末。OSはAndroid 4.0、CPUはTelechip 8925、RAMは1GB(DDR3)、内蔵メモリは8GB。無線LAN部はIEEE 802.11b/g規格をサポートする。電源は同梱のACアダプター。

 Androidを操作するための画面はプロジェクター出力される。投影サイズは最大81インチ(投影距離3m時)で、画素数は40万9920画素(854×480ドット)、コントラスト比1000対1。なお、投影方式はDLPで、光源はLED。動作音は60db。なお、スピーカー(1W×1)やイヤフォン端子も備えている

 操作は本体天面のタッチパッドのほか、内蔵USB端子に別売のキーボードやマウスを接続することで行える。最大16GBまでのmicroSDHCカードおよびUSBメモリの接続もサポートする。

 このほか、映像入力用としてミニVGA/AV入力端子、HDMIを搭載。ノートPCやDVDプレーヤーなど外部機器を接続し、プロジェクターとしても使える。製品パッケージにはミニVGAケーブルおよびAVケーブルも同梱する。HDMIケーブルは別売。

 MPJ-A500の製造元は、「GEANEE」ブランドで各種製品を展開する株式会社JENESIS HOLDINGS。MPJ-A500の販売についても、GEANEEの公式サイトを通じて行う予定。サムライマーケティングは総販売元と位置付けられている。

正面
背面

(森田 秀一)