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KDDI、法人向けに「通話録音機能」提供

 KDDIは、9月30日より法人ユーザー向けに「通話録音機能」の提供を開始した。法人契約のau端末および固定回線で利用できる。

 通話録音機能は、法人企業のコンプライアンス遵守、顧客満足度向上、業務効率化などの要望に応えるために提供されるもの。ネットワーク型で実現することで、電話機やPBXに特別な装置を取り付ける必要を無くした。録音した音声は、ファイル化され、導入企業のサーバーに送信される。

 発信する場合は6桁のプレフィックスを付与して発信する必要があるが、着信の場合は全て自動で録音される。同機能を使用した場合、発信者、着信者の双方に通話の録音を知らせるガイダンス(約10秒)が流れ、ガイダンス終了後に通話が可能となる。

 初期費用は1契約につき3150円。月額使用料は、携帯電話の場合で525円/事業所+525円/携帯電話番号、固定電話の場合で945円/事業所+945円/ch。携帯電話で同機能を利用する場合は、オフィスケータイパック、もしくはauオフィスナンバーの契約が必要。固定電話で利用する場合は、KDDI 光ダイレクトの契約が必要となる。

(湯野 康隆)