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エレコム、バッテリー内蔵のWi-Fi接続式SDXC/USBメモリカードリーダー

 エレコム株式会社は19日、無線LAN(Wi-Fi)機能内蔵のメモリカードリーダー「MR-WI01BK」を発表した。SDカードやUSBメモリを装着し、スマートフォンなどからワイヤレスでアクセスできる。12月上旬発売予定で、価格は8326円。

「MR-WI01BK」

 外部フラッシュメモリの接続に制限が多いスマートフォンやタブレットなどから、Wi-Fiを使って各種メモリ内ファイルにアクセスするための製品。SDカードとSDHCカードに加え、SDXCカード(最大64GBまで)に対応。UHS-I規格もサポートする。USBメモリ接続用ポートは1ポート。

 容量1650mAhのバッテリーを内蔵しており、外出先などでも利用可能。充電時間は約2時間30分、バッテリー使用時間は約7時間(スマートフォン充電機能はない)。なお、PCとUSBケーブルで接続すれば、標準的なメモリカードリーダーとして利用可能。

 ワイヤレス接続時の対応OSはiOS 6.0以降。同時接続端末数は最大で5台。ファイルアクセス用の専用アプリは、App Storeを通じて無料配信する。有線接続時はWindowsやMacでも利用できる。

 無線LANはIEEE 802.11b/g/n(最大通信速度150Mbps)をサポート。また、「ブリッジ機能」を搭載しているため、MR-WI01BKを自宅のルーターなどに接続しておけば、メモリカードへのアクセスとインターネット接続をSSID切り換えなしに同時使用できる。

 大きさは65×124×13mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約130g。付属品は充電用USBケーブルほか。

利用イメージ
PCと有線接続しての利用も可能

(森田 秀一)