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フェンリル、Windows用ブラウザー「Sleipnir 5」公開、フォント表示を美しく

 フェンリル株式会社は21日、Windows用ウェブブラウザー「Sleipnir 5」を新規リリースした。フォント表示をより美しくするためのレンダリングエンジン調整が行われたほか、メニューバーのデザインも一新した。対応OSはWindows 8/7/Vista。ダウンロードは無料。

「Sleipnir 5」

 スマートフォンやMacなど、各種プラットフォーム向けにリリースされているブラウザー「Sleipnir」シリーズのWindows向け新バージョン。ウェブページ上で表示される文字のジャギー感を抑えるため、ピクセル単位での補完処理を行うようになった。これにより、滑らかな文字表示が実現したという。

 また、メニューバーは「Sleipnir for Mac」と統一感のある新デザインに変更。アドレスバーがなくなり、URLはウィンドウ右上に表示されるようになった。メニューバー中央部には各タブのサムネイルが表示される。

 このほか、タッチスクリーン入力に対応。指でのフリック操作によるタブ切り換えなどをサポートする。レンダリングエンジン「Blink」の採用や、「Google Chrome」向け機能拡張への対応は、引き続き継承されている。

メニューバーのデザインも一新された

(森田 秀一)