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ラック、20歳未満の有望な若手技術者を支援するプログラム「す・ご・う・で」

 株式会社ラックは21日、20歳未満の有望な若手技術者の活動を支援するサポートプログラム「す・ご・う・で」を発表した。情報セキュリティ月間である2014年2月より、2014年度の公募を開始する。

 サイバー攻撃が複雑・巧妙化する一方、企業が主体的にセキュリティ対策を進めるにあたり、技術者不足の深刻化が懸念される。ラックは従来より、情報セキュリティについて本格的に学びたいという意欲を持った若者を支援するため、情報セキュリティ人材の発掘・育成を行う取り組み「セキュリティ・キャンプ」をはじめ、技術競技大会(CTF:Capture The Flag)、Webサイトの運営力を競う日本発の情報セキュリティ競技会「Hardening Project」の支援を行うなど、さまざまな取り組みを進めてきた。

 「これらの活動を通じて、日本にも突出したIT技術を持つ若者がいることを知り、その才能を開花させる目的」(ラック)で、これまでの支援活動を体系化、「す・ご・う・で」の名称でサポートプログラムを開始する。

 支援内容は、応募された活動計画に沿って、2014年6月1日〜2015年1月31日の間に、総額100万円相当を上限とする支援を行う。「ハードウェアおよびソフトウェアの提供」「セキュリティ技術競技への渡航費用の提供」「書籍などの購入費用の提供」「トレーニングの受講費用の提供」「実現に向けて協力できる人や企業の紹介」「そのほか、目標の実現に必要な支援」が主な内容。

 応募資格は、IT技術(システム構築、プログラミング、ハッキング、アルゴリズム、ITを活用した卓越したアイデアなど)を有する、2014年4月1日現在20歳未満の個人。もしくは、上述のIT技術を持った20歳未満の構成員が過半数を占めるグループ(セキュリティ技術競技大会参加チームやソフトウェア共同開発者チームなど)。

 また、保護者の許可、および学生・生徒の場合には在席する学校の応募に関する許可が得られること。グループの場合は、20歳未満の構成員すべてで許可が得られること。同プログラムにより、実現したい目標および具体的な活動計画があること。

 2014年度の公募は、政府が進める情報セキュリティ対策の普及啓発活動「情報セキュリティ月間」である2月から3月末まで。ラックのサイバー・グリッド研究所が選考し、6月上旬に選考結果を発表し、支援活動を開始する。

(川島 弘之)