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「ニコニコ超会議3」開催概要発表、目玉企画は「大相撲超会議場所」

 株式会社ドワンゴと株式会社ニワンゴは9日、千葉県の幕張メッセで4月に開催するイベント「ニコニコ超会議3」の開催概要や協賛企業などを発表した。

ドワンゴ会長の川上量生氏と取締役の夏野剛氏
「ニコニコ超会議3」開催概要

 開催日は4月26日~27日で、幕張メッセの1~8ホールとイベントホール、国際会議場を使用。入場券は1日券が前売り1500円、当日2000円。2日通し券が前売り2500円。会場に優先的に入場できる優先入場券は、1日券が1600円、2日通し券が2700円。

一般入場券
優先入場券

 東京・六本木のニコファーレで行われた発表会で、まず協賛・出展企業から発表。昨年の「ニコニコ超会議2」でも特別協賛を行った任天堂を、今年は“超特別協賛”企業として紹介。発表会のステージには任天堂の宮本茂氏が登壇し、「興味深いイベントということで、今年も協賛させていただくことになりました。お邪魔にならないよう協賛させていただきますので、今年も一緒に楽しみましょう」とコメント。来場者から大きな歓声が挙がった。

任天堂の宮本茂氏
今年は任天堂が“超特別協賛”

 また、特別協賛企業としてau(KDDI)とファミリーマート、協賛企業としてアデランス、KADOKAWA、コクヨ、an(インテリジェンス)、トップツアー、カラオケの鉄人、かんぽ生命、DHCの各社を紹介。KDDIでは「auスマートパス」会員向けに優先入場券を先行発売、anはイベントのアルバイトを独占募集、トップツアーは参加ツアーの公式代理店となることなども発表した。

特別協賛はau(KDDI)とファミリーマート
全69社の協賛・出展が現時点で決定

 イベントへの出展企業と合わせて、現時点で69社の協賛・出展が決定。昨年と同様、総務省と経済産業省が後援予定であるほか、幕張メッセのある千葉市も後援となることを発表した。

総務省と経済産業省が後援
千葉市の後援も発表された

 イベントの“超目玉企画”として発表したのは、大相撲の特別巡業「大相撲超会議場所」。来場者から驚きの声が上がる中、発表会のステージには横綱・白鵬関が登場。白鵬関は「若い方々に相撲を知ってもらって、応援してもらいたい」と抱負を語り、ニコニコ動画については「もちろん見ている」とコメント。自身の取り組みをニコニコ動画でチェックすることもあるといったエピソードを披露した。

イベントの目玉企画は「大相撲超会議場所」
横綱・白鵬関が発表会のステージに登場

 特別巡業には、横綱の白鵬関・日馬富士関のほか、幕内力士、十両力士、親方衆など総勢250人が参加。会場内に土俵を設け、初日と2日目のトーナメントを開催する。巡業の観戦入場券は、通常の入場券とは別に「砂かぶり席」などを販売するが、座席の外からも観戦が可能。また、開場前の朝稽古についても、何らかの形で見られるようにすることを検討しているという。

横綱を含め幕内力士が勢揃い
親方衆など総勢250人が参加
開催概要
観戦チケット

 このほかイベント会場内には、ユーザーが企画・準備・運営を行う「まるなげひろば」、イベント同日に台湾で開催されるニコニコ関連イベントと会場を結ぶ「超ニイハオ台湾」などのスペースを設けることを紹介。昨年も最大規模の広さだった「超ゲームエリア」をさらに拡大することや、「超コスプレエリア」にファッションショーのようなランウェイを設けること、イベントホールで開催するライブイベント「ニコニコ超パーティーIII」に陸上自衛隊中央音楽隊が参加することなどを発表した。

企画や運営をユーザーに“丸投げ”するブース「まるなげひろば」
台湾のイベントと会場を結ぶ「超ニイハオ台湾」
ゲームエリアはさらに拡大
コスプレエリアにはランウェアを設置
その他、多数の企画・併催イベントを開催予定
「ニコニコ超パーティーIII」は陸上自衛隊中央音楽隊の参加を発表
511点の応募の中から選ばれた「超会議3」のロゴ

(三柳 英樹)