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Chrome OSでWindowsアプリ実行が可能に〜米Googleと米VMwareが提携

 米VMwareと米Googleは12日、WindowsアプリケーションをChrome OSで実行できるようにしたとVMware Partner Exchange 2014イベントで発表。VMwareの仮想デスクトップサービス(Desktop-as-a-Service)であるVMware Horizon DaaSを、Chromebookから利用可能になった。

 Chromebookに「VMware Horizon View」をインストールし、仮想的にWindowsアプリケーションをChromebookから利用できる仕組みで、VMwareのBlast HTML5テクノロジーが使用されている。

 発表と同時に提供開始されるVMware Horizon View 5.3は、オンプレミスサービスでのみ利用可能。将来的にはChrome Web Storeからインストールできるようにするという。これらのソリューションは、フルマネージド型のサブスクリプションDaaSサービスとして、クラウド、ハイブリッドで利用できるようになり、VMwareやvCloudサービスプロバイダーパートナー企業を介して提供される。

 顧客企業は、接続方法として、仮想デスクトップインフラストラクチャ(VDI)かリモートデスクトップサービス(RDS)から選択できることもVMwareの特徴だ。Googleもこれまでにリモートデスクトップクライアントを提供していたが、今回発表のソリューションにより、法人顧客が必要とする高度な管理やセキュリティー要件に対応可能になる。

 Googleは、Chrome OSをWindowsの代替OSとして宣伝することをもはや隠そうとしていない。公式ブログの発表文の中では「Windows XP終焉までのカウントダウンが続いているが、Chromebookを配備し、DaaS環境を利用すると、セキュリティの脆弱性、アプリケーションの互換性と移行予算などは、すべて過去のものになることが保証される」と説明。XPリプレース需要のタイミングを利用する意図を明確にしている。

 またGoogleは最近の米調査会社NPDの調査結果を挙げ、2013年米国で出荷されたノートパソコン売上の21%をChromebookが占めたとの数字も挙げている。

(青木 大我 taiga@scientist.com)