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友人のペットの写真を見たい? 見たくない? 2.22猫の日記念でアドビ調査

 アドビシステムズ株式会社は2月22日の猫の日にちなみ、ペットと写真についての意識調査を実施した。犬もしくは猫を飼っている20代~60代男女1040名が回答、ペットの写真を友人・知人に見せる人が75%に達する一方、ペットを写真を見たくない人が35%前後いることなどがわかった。

友人・知人のペットの写真を見たいかどうかについての調査結果(グラフは発表資料より引用)

 調査は、1月20~21日にインターネットを通じて行われた。対象地域は全国47都道府県。男女比は1:1(520人ずつ)。

 飼っているペットの写真を撮影するときに「目的がある」と回答したのは53%だった。実際の目的(複数回答)で最も多かったのが「友人に見せるため」で29%。以下、「年賀状・ポストカード作成のため」18.8%、「その他」14%、「Facebookで公開するため」11.3%、「ブログで公開するため」10.3%、「Twitterで公開するため」7.3%と続いた

 友人・知人にペットの写真を実際に見せると回答した人は、全体の75%だった。見せる手段(複数回答)については、「スマホ/携帯電話/タブレット端末などで見せている」と回答した人が53.7%と多かった(何らかのSNSで公開するという回答者の割合は合計27.5%)。

 一方、友人・知人が飼っているペットの写真を見たいかという設問では、性別や年代で大きく違いが出たという。猫を飼っている回答者520名中、「見たい」と回答したのは全世代平均で65.0%、「見たくない」は35.0%だった。しかし、20代女性限定では「見たい」の割合が88.5%(全世代平均よりプラス23.5%)となり、逆に60代男性では「見たくない」が69.2%(全世代平均よりプラス34.2%)だった。

 20代女性の意欲が高く、50~60代男性は低いという傾向は、猫を飼っている回答者の場合も同様に出ている。アドビの担当者は「(デバイスの普及によって)“かわいい我が子”の写真をより多く、より手軽に残せるようになったことは、飼い主にとってうれしい環境である反面、実は“よその子”にはあまり興味を示していない」との見解を示している。

(森田 秀一)