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「MapFan+」に合成音声ナビ機能を追加、気になる地図上の“蟲問題”低減も

 インクリメントP株式会社は9日、iOS向け地図アプリ「MapFan+」をバージョン1.4にアップデートした。ナビゲーション時の音声案内機能の強化や地図表現の改善などを行った。

 MapFan+はiOS 6.0.0〜7.1.1に対応したアプリだが、今回のアップデートでは、そのうちiOS7以降において、合成音声によるナビゲーションに対応した。音声案内メニューの「標準」「英語」に加え、「合成音声」を追加。従来の「標準」「英語」で提供していた通常の案内音声に加え、交差点・ジャンクション名称の読み上げも行うようになったほか、合成音声の声の高さや読み上げ速度の変更も行える。

従来の注記表示。情報量が多い上にフォントが強すぎ、縮尺によってはごちゃごちゃしている
注記のフォントを弱くした新バージョンの地図表示。注記とともに示される点も小さく薄くしたが、この微妙な感じが人によっては逆に虫に見えて気になるかも?

 地図表現については、表示する情報量を見直すなどして、視認性を向上させた。デジタル地図では、地図上に表示する地名や建物・施設名などの注記を縮尺に応じて自動的に取捨選択しているが、MapFan+では詳細図などでその情報量が多めなのが特徴。その結果、縮尺によっては注記がごちゃごちゃして地図が見にくかったという。今回、注記のフォントも細く薄いデザインに変更しており、地図がすっきり見えるようになった。

 また、注記とともに表示される点(・)のデザインも改良した。この点は、注記で示された建物・施設名の位置を表すものだが、地図上のあちこちに表示された点が「虫に見える」との声があったのだという。いったん虫に見え始めると気になってしょうがないとの社内からの指摘もあり、点を小さく薄い表示にしたとしている。

 ナビゲーション時に最適化した地図表示モードへの切り替えも自動で行われる。こちらは、主要な注記のみを標準地図モードよりも大きく強調して表示することにより、ナビゲーション時における視認性を向上させた。

従来バージョンでのナビゲーション時の地図表示
新バージョンでは、ナビゲーション時に最適化した地図モードに自動に切り替えられ、注記が見やすく

 このほか、ブックマークフォルダ内に登録してあるマイスポットを地図上に一括表示する機能を追加した。例えば、立ち寄り予定地の位置を地図上でまとめて確認するのに活用できる。

 別アプリとの連携機能も搭載。同じくインクリメントPが提供するAR徒歩ナビアプリ「MapFan eye」に対して、MapFan+で検索・設定した徒歩ルートをワンステップで引き継げるようにした。また、BIGLOBEが提供するホテル予約アプリ「旅比較ねっと」との連携により、地図の中心地点周辺のホテル・旅館の宿泊プランを検索できるようにした。

ブックマークフォルダ内に登録してあるマイスポットを地図上に一括表示する機能
AR徒歩ナビアプリ「MapFan eye」との連携機能

 MapFan+は、アプリ本体およびオンラインでの地図表示やルート検索/ナビゲーションなどの基本機能は無料。これに加えてアプリ内課金の有料オプションにより、地図データのダウンロードによるオフライン表示や、渋滞情報、駐車場満空情報、ガソリン価格情報などを利用できるようになる。有料オプションは30日チケットが400円、90日が900円、180日が1800円、365日が3000円(いずれも税込)。なお、365日チケットについては6月26日までキャンペーン価格2300円となっている。

(永沢 茂)