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九州で一斉取り締まり、ファイル共有ソフトによる著作権侵害で9人検挙

 一般社団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)は12日、ファイル共有ソフトを使った著作権法違反事件の一斉集中取り締まりを、九州管区警察局の管内の各警察が5月に実施し、20カ所を捜索、9人を検挙したと発表した。

 ファイル共有ソフトによる著作権侵害に対しては、全国一斉の集中取り締りや各県警独自の取り締まりがこれまでも行われてきたが、管区単位では初めてだという。

 9人のうち5人については、ファイル共有ソフト「Cabos」でJASRACの管理著作物を違法アップロードしていたとして、JASRACが告訴していたもの。このうちの1人の男性は述べ1000件以上の音楽ファイルを無許諾でアップロードした疑いで逮捕、他の4人も送検されたとしている。

(永沢 茂)