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米Microsoft、「Office 365」中小企業向け新プランを発表

 米Microsoftは9日、「Office 365」の中小企業向け新プラン「Business」「Business Essentials」「Business Premium」の3プランを発表した。新プランは10月1日に提供を開始する。

 Businessプランは、1ユーザーあたり月額8.25ドルで、Outlook、Word、Excel、PowerPoint、OneNote、Publisherの各デスクトップ向けソフトと、容量1TBのオンラインストレージ「OneDrive for Business」が利用できる。

 Business Essentialsプランは、1ユーザーあたり月額5ドルで、ウェブブラウザーから利用できる「Office Online」のほか、OneDrive for Business、Exchange Online、SharePoint Online、Lync Online、Yammerが利用できる。

 Business Premiumプランは、1ユーザーあたり月額12.5ドルで、BusinessおよびBusiness Essentialsの全サービスが利用できる。

各プランの概要

 現行の中小企業向けのプラン「Small Business」「Small Business Premium」との比較では、各プランとも利用可能な最大ユーザー数が25ユーザーから300ユーザーに拡大する。また、現行プランの「Midsize Business」との比較では、同様の機能で月額料金が1ユーザーあたり15ドルから12.5ドルに値下げとなる。

 Microsoftでは、現行プランについても最大ユーザー数の拡大や月額料金の値下げを行うとともに、今後、契約更新のタイミングで新プランへの移行を促す。

(三柳 英樹)