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キングジム、名刺スキャナー製品に実在の名刺情報を保存したまま出荷
(2014/9/18 11:38)
株式会社キングジムは16日、同社が販売した名刺スキャナー製品「ビズレージ(DNX100)」の一部に、誤って実在する人の名刺情報が保存されたまま出荷されたことを公表した。
ビズレージは、名刺保管ボックスと名刺専用スキャナーを一体化した製品で、8月29日に発売された。キングジムによると、名刺送りテストを実施する際、誤って実在する人の名刺を使用した上、その名刺情報を消去せずに出荷してしまったという。
流出したのは、同社の社員が2007~2008年ごろに名刺交換した30人分の情報。名刺画像、会社名、会社所在地、氏名、会社電話番号、会社メールアドレスなどが含まれる。
名刺情報を保存した状態で出荷されたビズレージは39台。キングジムでは対象製品の回収とデータ削除に努めるとしており、39台のシリアル番号を公開している。