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エレコム、コンセント直付けではないWi-Fi中継器、11ac対応と11n対応の2製品
(2014/10/14 15:08)
エレコム株式会社は、Wi-Fi中継器2製品を11月上旬に発売する。IEEE 802.11ac/n/a/g/b対応の「WRC-733FEBK-R」が7040円(税別)、IEEE 802.11n/g/b対応の「WRC-300FEBK-R」が5120円(税別)。
WRC-733FEBK-Rは、5GHz帯で1本、2.4GHz帯で2本の送受信用アンテナを備え、2.4GHz帯と5GHz帯どちらか一方のSSIDを利用できる。最大通信速度は433Mbps(11ac接続時)。WRC-300FEBK-Rは、2.4GHz帯の送受信用アンテナを2本備え、最大300Mbps(11n接続時)。
ユニバーサルリピーター方式により他社製ルーターと接続できるほか、最大で中継器2台を経由した数珠つなぎでの接続も可能。親機となるWi-Fiルーターとの接続設定は、WPSボタンを押すことで完了する。
また、100BASE-TX/10BASE-T対応の有線LAN端子を4ポート備えており、有線LANポートを持つテレビなどのネットワーク機器を無線化できる。無線化機能と中継機能は同時利用可能。
両製品とも本体のサイズは107×72×25mm(横×縦×厚さ)、重量は約86g。電源はACアダプターを採用。すでに発売しているコンセント直付けタイプのWi-Fi中継器「WTC-733HWH」「WTC-300HWH」と異なり、コンセントから離れた場所などにも設置できるとしている。
暗号化方式は、WPA2-PSK(AES)、WPA-PSK(TKIP/AES)、WEP(128/64bit)に対応。そのほかセキュリティ対策として、Android端末向けにセキュリティアプリ「イカロス モバイルセキュリティ」を90日間利用できる体験版が付属する。