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少年画報社が70周年、「赤胴鈴之助」「まぼろし探偵」など昭和作品を電子化

 株式会社少年画報社が2015年に創立70周年を迎えるのに先立ち、株式会社イーブックイニシアティブジャパン(eBookJapan)と共同で「少年画報社×eBookJapan 少年画報社創立70周年記念事業」が展開される。

 第1弾として、昭和の名作8タイトル・全70冊を、電子書籍ストア「eBookJapan」で10月28日より順次配信開始する。これには、B6判ハードカバーの単行本として昭和31年から昭和34年に刊行された「赤胴鈴之助」(全22巻)、同じく昭和31年から昭和33年に刊行された「イナズマ君」(全11巻)や、昭和35年に刊行された「白馬童子」(全4巻)などが含まれる。さらに第2弾を11月28日に発表する予定だ。

 eBookJapanによると、現在では単行本の入手が極めて困難な昭和の名作を、少年画報社の全面協力のもと、刊行された当時の底本をもとに電子書籍化したという。「記念館や博物館に収蔵されてもおかしくない希少な単行本を通じて、日本のマンガ文化の黎明期をぜひお楽しみください」としている。

第1弾リリースタイトル一覧(一部予定を含む)

(永沢 茂)