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エレコム、Wi-Fiルーター5機種をリニューアル、アンテナ感度向上や設定説明動画など

 エレコム株式会社は、Wi-Fiルーター5機種をリニューアルし、1月中旬より発売すると発表した。IEEE 802.11ac/n/a/g/bに対応した3機種「WRC-1750GHBK2-I」「WRC-1167GHBK2-I」「WRC-733GHBK2-I」と、コンパクトなWi-Fiルーター2機種「WRC-733FEBK-A」「WRC-300FEBK-A」。

2.4GHz帯と5GHz帯のアンテナを分けることで電波感度を改善した3機種

 WRC-1750GHBK2-Iは、送受信アンテナを5GHz帯で3本、2.4GHz帯で3本搭載し、11acで最大1300Mbps、11nで最大450Mbpsで通信可能。価格は、1万6450円(税別)。

 WRC-1167GHBK2-Iは、送受信アンテナを5GHz帯で2本、2.4GHz帯で2本搭載し、11acで最大867Mbps、11nで最大300Mbpsで通信できる。価格は、1万1540円(税別)。

 WRC-733GHBK2-Iは、送受信アンテナを5GHz帯で1本、2.4GHz帯で2本搭載し、11ac時で最大433Mbps、11nで最大300Mbps(5GHz帯の場合150Mbps)で通信できる。価格は、9620円(税別)。

「WRC-1750GHBK2-I」

 3機種共通の仕様として、2.4GHz帯と5GHz帯のアンテナを独立させて電波感度を改善した「スマートアンテナ」を新たに搭載。また、1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-Tの有線LAN×4ポートを備える。「ハードウェアNAT」を搭載し、インターネットと端末間の通信スループットは最大940Mbpsとしている。

 iOS/Android端末向け専用アプリ「QR Link」に対応し、付属のQRコードを読み込むことでインターネット設定や初期設定を行える。また、「こどもネットタイマー」機能により、子機単位でのインターネット接続時間を設定できる。新機能やバグ修正を行った最新プログラムを自動で利用できる「ファームウェア自動更新」機能を搭載している。

説明動画を見ながら設定できる「スカイリンクセットアップ」を搭載した2機種

 WRC-733FEBK-Aは、IEEE 802.11ac/n/a/g/bに対応。送受信アンテナは、5GHz帯で1本、2.4GHz帯で2本搭載し、11acで最大433Mbps、11nで最大300Mbps(5GHz帯では最大50Mbps)で通信できる。価格は、7690円(税別)。

 WRC-300FEBK-Aは、IEEE 802.11n/g/bに対応。送受信アンテナは、2.4GHz帯で2本搭載し、11nで最大300Mbpsでの通信が可能。価格は、5120円(税別)。

「WRC-733FEBK-A」

 2機種共通の仕様として、100BASE-TX/10BASE-Tの有線LAN×4ポートを備える。ルーターモード、アクセスポイントモードに加え、Wi-Fiコンバーターとして使える「子機モード」、Wi-Fiの伝送距離を延長できる「中継器モード」を搭載する。本体サイズは、107×72×25mm(横×縦×高さ)、重さは86g。

 各設定の説明動画を見ながらスマートフォン/タブレットで設定できる「スカイリンクセットアップ」に対応。また、「こどもネットタイマー2」を搭載し、子機単位でのインターネット接続時間を設定できるほか、有害なサイトをシャットアウトする「Webサイトフィルター」が利用できる。

(山川 晶之)