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教育向けロボット「Romo」と、MIT開発の教育用プログラミング環境「Scratch」を連動させるiOSアプリ

 合同会社つくる社は、セールス・オンデマンド株式会社が2014年7月より販売している教育向けロボット「Romo」と、米国マサチューセッツ工科大学(MIT)メディアラボで開発された教育用プログラミング環境「Scratch」を連動させるiOSアプリ「Scratch2Romo」を2月下旬より配信する。

「Scratch2Romo」を起動させた教育向けロボット「Romo」

 Romoは、米Romotive社が開発した、iPhone/iPod touchで操作可能な教育向けロボット。RomoにドッキングしたiPhone/iPod touchにScratch2Romoをインストールしておくことで、ScratchをインストールしたPCや、Scratchをベースにしたビジュアルプログラミングアプリ「ピョンキー」をインストールしたiPadからWi-Fi接続して操作できる。

 Scratch上で、Romoを操作するプログラムを色や形が異なるブロックで組み、実際にRomoの動きを確認しながらプログラミング可能。Romoを前後左右に動かしたり、言葉をしゃべらせる命令を送れるほか、Romoの方角や音の大きさ、加速度センサーの値をScratchに反映することができる。

Scratchでのプログラミング画面

 対応端末は、iPhone 4/4s/5/5c/5s、iPod touch(第4/5世代)。対応OSは、iOS 7.1以上。価格は、試用版が無料、完全版が1500円。

(山川 晶之)