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中野区の公立図書館が電子書籍サービス、絵本・名作文学・コミックをWi-Fi経由で
(2015/2/6 16:16)
凸版印刷株式会社は、中野区立中央図書館(東京都)で2月17日からスタートする実証実験サービス「なかの いーぶっく すぽっと」の技術支援を行うと発表した。同館には特設コーナーが用意され、絵本や名作文学、コミックなど593タイトルを来館者自身のスマートフォン/タブレットで楽しめるようになる。
「なかの いーぶっく すぽっと」の提供にあたっては、中野区の区立図書館の受託運営者である株式会社ヴィアックスと連携した。館内には専用の無線LAN環境が設置され、電波の届く範囲でのみ、指定の電子書籍をブラウザー閲覧できる。非ダウンロード型で、アプリのインストールも不要。なお、実証実験用のタブレット10台も館内に備え付ける。
電子書籍の閲覧は、地下1階の児童コーナーおよびブラウジングエリア内特設コーナーにて可能。対象コンテンツは絵本80作品、名作文学63作品、コミック450作品。
凸版印刷では今後、「なかの いーぶっく すぽっと」におけるコンテンツの拡充、利便性の向上に向けて、各種の取り組みを進めていく。また、他の公共図書館への展開も図っていきたいという。