やじうまWatch
ユーザーをEdgeに誘導するためのMicrosoftの手法を国別に比較したレポートが公開中
2026年7月17日 11:33
MicrosoftがユーザーをEdgeに誘導するために行っている手法の数々について、国別の違いについてまとめたレポートが公開中だ。
これはMozillaが外部の研究者に調査を委託したもの。代替ブラウザーをダウンロードしようとBingで検索した際に、Edgeを紹介する「必要なものはすべてここにあります(All you need is right here)」というバナーを表示したり、EdgeをWindowsのタスクバーに事前にピン留めしたり、Windowsの検索でデフォルトブラウザーを無視してEdgeを使用したりと、Microsoftが自社の優位性を活かしてユーザーにEdgeを使わせようとする有害なパターンについて、米国、英国、インド、および欧州経済領域(EEA)代表としてドイツを加えた4カ国を対象に、国別の比較を行っている。
その結果、判明したのは、こうした行為は批判を浴びているにもかかわらず依然として各国で行われていること、その一方で、地域によってかなりの違いがあることだ。具体的には、EEAでは前述の「必要なものはすべてここにあります」というバナーは表示されないほか、Windowsの検索でデフォルトブラウザーの代わりにEdgeを使用されることもないなど、ユーザーの錯誤につながる行為を法律で禁止している地域については、それに基づいて対応を変えていることが明らかになっている。
このレポートを紹介している海外メディア「The Register」では、Statcounterの計測データでEdgeの市場シェアが1年前の13%から10%強へと減少していることを指摘。「Windowsの巨人であるMicrosoftがさまざまな誘導を行っているにもかかわらず、Edgeは依然として、ユーザーが代替ブラウザーをダウンロードするツールでしかない」と皮肉を述べている。
- Over The Edge 2.0: what independent researchers found about browser choice on Windows(The Mozilla Blog)
https://blog.mozilla.org/en/mozilla/browser-choice-windows-report-over-the-edge-2/ - Dark patterns in Windows are steering users to Edge: Mozilla-commissioned report(The Register)
https://www.theregister.com/os-platforms/2026/07/15/dark-patterns-in-windows-are-steering-users-to-edge-mozilla-commissioned-report/5271792