FFRIが個人向けセキュリティソフト発売、未知のマルウェアでも動き方を見て高精度で検知

　株式会社FFRIは、個人向けセキュリティソフト「FFRI プロアクティブ セキュリティ」を4月1日に販売開始する。

「FFRI プロアクティブ セキュリティ」

　法人向けに販売しているセキュリティソフト「FFR yarai」をベースに、個人向けにチューニング。従来のパターンマッチング技術とは異なり、マルウェアの構造や振る舞いを見て、マルウェアの特徴を検知する「プログレッシブ・ヒューリスティック技術」を搭載。これにより、未知のマルウェアでも検知・防御できるという。

　また、FFRIのプログレッシブ・ヒューリスティック技術は、通常のヒューリスティック技術と異なり、攻撃者の思考を先回りした検知ロジックを複数搭載。検査対象のプログラムを多角的なアプローチで分析できるため、本来検知すべきマルウェアを検知できなかったり、正常なプログラムを誤検知するといったこともなく、高精度な検知が可能という。

「FFRI プロアクティブ セキュリティ」は、アプリケーションを脆弱性から保護する「ZDPエンジン」のほか、マルウェアを検知する4つのエンジンを備える

　対応OSは、Windows 8.1/7の32bit版と64bit版。価格は、ダウンロード1年版／パッケージ1年版ともに8500円（税別）だが、4月30日までのキャンペーンとして、ダウンロード1年版を7000円（税別）で提供する。ダウンロード1年版は「FFRI オンライン・ショップ」より購入できる。