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プラネックス、全接続デバイスを監視できる11ac対応Wi-Fiルーター

中継機能や5台の機器をWi-Fi化するコンバーター機能も

 プラネックスコミュニケーションズ株式会社は、IEEE 802.11ac/n/a/g/bに対応したWi-Fiルーター「MZK-1200DHP2」を23日に発売する。オープンプライスだが、想定売価は8480円(税別)。

「MZK-1200DHP2」
裏面

 5GHz帯と2.4GHz帯のデュアルバンドに対応し同時利用が可能。2本のアンテナを内蔵し、11ac時で最大866Mbps、11n時で最大300Mbpsの通信が可能。有線ポートは、1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T対応でWAN×1、LAN×4。Wi-Fiルーター以外にも、11ac対応のWi-Fi中継器やWi-Fiコンバーターとして利用可能。コンバーター機能は、背面のLANポートに有線LAN対応機器を接続することで、最大5台の機器をWi-Fi化できる。

 iOS/Android向け接続管理アプリ「見えルンです!」を利用することで、MZK-1200DHP2に接続されているすべてのWi-Fiデバイスを一覧で表示。接続した覚えのないWi-Fiデバイスが見つかった際など、デバイスの接続を個別で遮断することができる。同機能では、他のプラネックス製Wi-Fiルーターを親機として、MZK-1200DHP2を中継器モードで使用する場合にも、中継器先の接続デバイスを監視できる。

 設定はPC/スマートフォンのブラウザーからアクセスする「かんたん設定画面」を採用。ファームウェアは自動更新機能により、ユーザーが意識することなく最新版を適用できる。また、ゲストアクセス用のSSIDに任意のURLを設定できる「URLリダイレクト機能」を搭載。店舗などでWi-Fiスポットとして運用する際に、店舗のFacebookページや公式サイトに誘導できる。

 本体サイズは、115×175×32mm(横×高さ×奥行)、重さは約239g。電源はACアダプター経由で、ルーター自体の省電力化を進めたことで小型化を実現している。

(山川 晶之)