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情報通信端末を利用している0歳児は10.5%、1歳児は16.0%、2歳児は31.4%、3歳児は35.4%、その7割が動画閲覧

 総務省は28日、「未就学児童等のICT利活用に係る保護者の意識に関する調査報告書」の概要版を公開した。0〜6歳の未就学児の保護者と小学1〜6年生の保護者1750人にウェブアンケートを実施して集計したもの。

 未就学児での情報通信端末(スマートフォン、タブレット端末、ノートPC、デスクトップPC、携帯電話・PHS)の利用率(子供が自発的に利用している場合だけでなく、保護者が見せたり使わせたりしている場合を含む)は、0歳児で10.5%、1歳児で16.6%、2歳児で31.4%、3歳児で35.4%、4歳児で41.4%、5歳児で41.5%、6歳児で43.9%、小学1〜3年生で51.8%、小学4〜6年生で68.7%だった。

 また、同一年齢で比べると、第1子よりも第2子以降の方が利用率が高いことが分かった。例えば、0歳児では長子が4.8%なのに対して第2子以降が21.0%、1歳児では長子が13.6%に対して第2子以降が27.9%、2歳児では長子が27.3%に対して第2子以降が38.5%だった。

子供の情報通信端末利用率

 情報通信端末を利用している子供が利用しているアプリや機能については、全年代で「動画閲覧(YouTube等)」が半数以上あるが、特に0〜3歳児で70.1%、4〜6歳児で65.0%に上った。そのほか、「写真閲覧」が0〜3歳児で62.0%、4〜6歳で48.7%と多かった。一方、小学生になると「ゲーム」が半数以上になるほか、4〜6歳児でもゲームが43.2%と多い。

子供が利用しているアプリや機能

 情報通信端末を子供に使わせる理由としては、未就学児では、家事中などで「保護者の手が離せないとき」が58.7%と最も多く、次いで保護者や兄弟姉妹・友達と、あるいは1人で「遊ぶとき」が53.1%、待ち時間や移動時間といった「外出しているとき」が42.9%と続く。小学生では「遊ぶとき」が71.3%と、他の項目と比較して突出していた。

情報通信端末を子供に触れさせる理由

 子供を情報端末に触れされることの効果については、子供が静かになったり1人で遊ぶなど「保護者の手を煩わせない時間ができた」が0〜3歳児で56.4%、4〜6歳児で52.5%と半数を超えている。また、泣き止む、笑顔になるなど「お子様の機嫌が良くなった」が、0〜3歳児のみ55.6%と、他の年代と比較すると多い。

 このほか、「学習ができた、対象への関心が高まった、検索するようになった、深く知りたがるようになった」と回答した割合は、0〜3歳児で34.8%、4〜6歳児で45.8%、小1〜3年生で48.5%、小学4〜6年生で57.0%だった。

子供が情報通信端末を触れさせることの効果として実感しているものについての回答

 情報通信端末の利用ルールについて、0〜3歳児の保護者の43.9%が「特にお約束ごとは決めていない」と回答したが、「利用時間に関するお約束ごと」を決めているとした保護者が30.0%あったほか、保護者が了解した用途でしか使わないといった「利用内容に関するお約束ごと」も22.4%の保護者が決めていた。

情報通信端末の利用ルール

(山川 晶之)