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Windows 10対応の「Firefox 40」正式版が公開
(2015/8/12 15:28)
Mozillaは11日、ウェブブラウザー「Firefox」の最新安定版となる「Firefox 40」(バージョン40.0)を公開した。Windows版、Mac版、Linux版がMozillaのサイトからダウンロードできる。既存ユーザーには自動的にアップデートが適用される。
Firefox 40では、Windows 10に正式に対応。デザインも新しくなり、ウェブ閲覧スペースの拡大などが行われた。
また、Windows 10を標準状態でインストールした場合、デフォルトのブラウザーがMicrosoft Edgeに設定されるため、MozillaではFirefoxをデフォルトのブラウザーに設定する方法を公式ブログで紹介している。
Windows 10のタスクバーにある検索フィールドも、通常の場合はデフォルトブラウザーが起動され、表示される検索結果はBingによるものとなるが、デフォルトブラウザーをFirefoxにすることで、Firefoxでデフォルトに設定した検索エンジンによる結果が表示されるようになる。
セキュリティ面では、14件の脆弱性を修正。脆弱性の深刻度は、4段階で最も高い“最高”が4件、2番目に高い“高”が7件、3番目に高い“中”が2件、最も低い“低”が1件。
また、Googleのセーフブラウジングサービスを利用した、望ましくない可能性のあるソフトウェアに対するダウンロードの保護を追加。アドオンについては、認定を取得していないアドオンは警告が表示されるようになった。将来的には、未認定のアドオンはデフォルトで無効に設定される予定となっている。