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Amazon.co.jp、ワインの「定温倉庫」稼働、300円の有料オプション「保冷お届けサービス」も

 アマゾンジャパン株式会社(Amazon.co.jp)は18日、ワイン専用保管倉庫「定温倉庫」の稼働開始を発表した。同社が直販するすべてのワインを、一定の温度帯で保管・管理するという。

 あわせて、1回300円(税込)の有料サービスとして、商品の配送時にも温度管理がなされる「保冷お届けサービス」を開始した。「デイリーワインを含めたすべてのAmazon取り扱いワインを、倉庫からご自宅まで徹底した温度管理のもと、高品質な保管・発送を実現する」としている。

 定温倉庫では、20度を目安とした一定の温度帯でワインを保管管理・出荷梱包する。特に高価なワインについては、定温倉庫内のワインセラーで温度17度・湿度70%の環境でさらに徹底した管理をしているという。

 また、保冷お届けサービスについては、「高温下での輸送はワインの品質に影響を与える可能性がある」として、有料にはなるが、夏季(5~9月)は同サービスの利用を推奨するとしている。

(永沢 茂)