住所を知らない相手にもプレゼントを贈れる「ギフトナウ」


ギフトナウ

 株式会社gooyaは17日、住所を知らなくても、「Twitter」で相互フォローしている人やメールアドレスを知っている人にプレゼントを配送できるサービス「ギフトナウ」を開始した。サービス利用料は1回1000円で、決済方法はクレジットカード。

 「ギフトナウ」では、Amazon.co.jpや楽天市場などのショッピングサイトで購入した商品や手作りのプレゼントなどを、「ギフトナウ」の配送センターを介して、知人や友人などに送ることが可能。配送時にはラッピングに加え、写真や動画メッセージにアクセスできるQRコードを記載したメッセージカードも贈ることができる。また、氏名や住所を知っている人への商品配送にも対応する。

 Twitterで相互フォローしている人にプレゼントを贈りたい場合、ユーザーは「ギフトナウ」にログインした上で、TwitterのIDとパスワードを入力。そして、表示された相互フォローしているユーザーの中からプレゼントを贈りたいユーザーを選び、ラッピング選択やメッセージカードへの文字入力をして支払い手続きが完了すると、ギフトIDが発行される。なお、Twitterでの認証にはOAuthを利用し、2回目以降の利用時は改めて認証手続きをする必要はない。

 ショッピングサイトで購入した商品を贈る場合、商品の配送先に「ギフトナウ」配送センターの住所やギフトIDを入力して配送手続きを済ませる。「ギフトナウ」側では、Twitterのダイレクトメッセージ機能を利用して、プレゼントを贈りたいユーザーに受け取りの可否に関するメッセージを送付して、受け取りを承諾したユーザーは受け取り先住所や連絡先などの住所を入力。その上で、「ギフトナウ」配送センターに届いたプレゼントが、受け取り先ユーザーに対して配送される。なお、入力した住所や連絡先などの個人情報はgooyaが厳重に管理し、送り手側ユーザーに伝わることはないとしている。

 サービス利用料は、ラッピング費用や送料などを含めて1回1000円。ただし、沖縄や離島への発送時には追加料金として500円、大きな荷物の場合には200円の追加料金が必要になる。また、商品に納品書や領収書、保証書が入っている場合で、これらの書類を受け取りたい場合には郵送費として80円が必要になる。このほか、別料金で配送商品に保険をかけることもできる。

 なお、受け取り可否のメッセージ送信から7日以内に入力が完了しなかった場合、送り手側のユーザーにその旨が通知される。この際、送り手側ユーザーは別のユーザーに対して送付するか、自分あてに送るかを選択できる。


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(村松 健至)

2010/2/17 17:38