DTI、通信環境高速化に向けAkamaiやGoogleのネットワークと接続


 ドリーム・トレイン・インターネット(DTI)は26日、ユーザーの通信環境高速化に向けた「通信環境改善3大プロジェクト」の実施を発表した。

 プロジェクトの第1弾としては、コンテンツデリバリーネットワーク(CDN)最大手のAkamaiとの接続を4月15日に実施。これにより、DTIを含むフリービットグループのネットワークから、AkamaiのCDNを利用しているサイトの主要コンテンツに接続した際の応答時間が従来の半分になったという。また、トラフィック量もフリービットグループ全体の10%に迫り、多くのユーザーにとって通信速度の向上に寄与したとしている。

 プロジェクトの第2弾は、YouTubeへの接続環境に寄与することが期待されるキャッシュサーバー「Google Global Cache」を日本で初めて自社ネットワークに設置。HTTPベースでYouTubeの主要コンテンツに接続した際の応答時間は従来比4割短縮の水準で推移しているという。

 また、4月28日にはプロジェクトの第3弾として、DTIネットワークとGoogleのネットワークとの直接接続を実施。これにより、GoogleマップなどGoogleが提供するサービスを利用する際の応答速度の改善を目指す。


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(三柳 英樹)

2010/4/26 19:00