図書館でiPad活用の実証実験、「カーリル」運営のNotaと中津川市立図書館
図書館蔵書検索サイト「カーリル」を運営するNotaは、岐阜県中津川市立図書館と共同で、図書館におけるiPadの活用方法に関する実証実験を実施すると発表した。
「カーリル」は、全国の図書館の貸し出し状況を検索できるWebサービス。「紙copi」などの開発で知られる洛西一周氏がCEOを務めるNotaが開発した。
今回の実証実験では、中津川市坂下公民館図書室にiPadを設置。Notaが図書館内の蔵書検索システムとして「カーリル」の専用版を開発・提供し、司書が常駐していない公民館の図書室という環境で蔵書検索装置として有効に活用可能であるかや、「青空文庫」を活用した電子読書システムの試用、盗難防止対策や耐久性など「iPad」を図書館に置く場合の課題などを検証する。実証期間は5月28日から約3カ月間。
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(三柳 英樹)
2010/5/19 15:48
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