日本の検索サービス利用者数、Yahoo!が4223万人で1位、Googleは2923万人


 ネットレイティングスは27日、検索サービスに関する利用動向レポート「MegaView Search」の提供を開始し、調査結果の概要を公表した。

 MegaView Searchは、日本の主要検索サービスをユーザーが実際に検索した行動に基づき、検索者数やクエリー数、検索結果ページビュー数、検索セッション数、検索者の属性情報などをレポートするサービス。サービス価格は月額31万5000円。

 MegaView Searchの2010年4月度月間利用動向データによると、日本の14の主要検索サービスの利用者総数は5205万人で、1カ月間の総クエリー数は44億5215万回。

 検索利用者数の順位では、1位がYahoo!の4230万人で、2位がGoogleの2923万人。以下は、MSN/Windows Live/Bingが714万人、gooが686万人、JWordが425万人、BIGLOBEが345万人、@niftyが269万人など。クエリー数のランキングでも、1位がYahoo!の23億6903万回で、2位がGoogleの16億6036万回となっている。

日本の主要検索サービスの利用状況(2010年4月、家庭と職場のPCからのアクセス)

 また、MegaView Searchでは検索ブランドごとのレポートのほかに、Web検索、イメージ検索、ショッピング検索、ニュース検索、ローカル検索の5つの検索タイプ別のレポートを提供している。Yahoo!の検索タイプ別利用状況では、Web検索のクエリー数が20億2414万回で、Yahoo!の検索全体の85%を占めている。

Yahoo! Searchの検索タイプ別利用状況(2010年4月、家庭と職場のPCからのアクセス)

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(三柳 英樹)

2010/5/27 14:55