新生「Interop Tokyo 2010」、展示会が明日開幕


昨年開催された「Interop Tokyo 2009」の展示会場

 ネットワーク技術に関するイベント「Interop Tokyo 2010」が、6月11日まで千葉県の幕張メッセで開催される。すでに7日からコンファレンスが行われており、9日には展示会も開幕する。展示会の入場料は3000円だが、Webからの事前登録で無料となる。

 「Interop Tokyo」は今年で17回目の開催。今回の「Interop Tokyo 2010」では、クラウドコンピューティングや仮想化、グリーンIT、次世代ワイヤレス、IPv4アドレス枯渇とIPv6移行などをテーマとして、関連製品やサービスなどの展示会と、各種講演やコンファレンス、チュートリアル、ワークショップなどが行われる。

 今回の開催から、イベントの運営会社がCMPテクノロジージャパン株式会社から株式会社ナノオプト・メディアに変わる。ナノオプト・メディアの藤原洋社長は事業継承の記者会見で、「これまで通り最新技術の展示会という部分は大事にしつつも、 Interopの本来の役割である相互運用性の検証という部分を強化していきたい」と説明している。

 また、今年からモバイル・ワイヤレス分野に関するイベント「Mobile & Wireless Tokyo 2010」を併催。このほか、メディアコンテンツビジネスに関するイベント「IMC Tokyo 2010」、デジタルサイネージに関するイベント「デジタルサイネージ ジャパン 2010」を併催する。


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(三柳 英樹)

2010/6/8 06:00