国内の“スマートフォン派”は3.6%、「インターネット白書2010」発刊


インターネット白書2010

 株式会社インプレスR&Dは8日、「インターネット白書2010」(監修:インターネット協会、発行:インプレスジャパン)を6月17日に発売すると発表した。価格は7140円。A4変形判・本文288ページで、調査結果のグラフデータを収録したCD-ROMが付属する。

 「インターネット白書2010」では、個人および企業におけるインターネット利用動向の調査結果をとりまとめている。

 まず、個人に対する調査は、自宅からインターネットを利用している13歳以上を対象に4月15日から29日までWebアンケート方式で実施、有効回答は3293サンプル。PCでのインターネット利用者を前提としているが、PC以外でインターネットを利用する端末は、携帯電話が64.3%、スマートフォンが5.9%、その他が40.1%だった。

利用端末とその利用時間によってユーザーのメイン端末を区分したところ、“パソコン派”が32.9%、“携帯電話・パソコン併用派”が13.7%、“携帯電話派”が13.5%、“スマートフォン派”が3.6%などだった。スマートフォン派は20代~30代の男性が中心で、携帯電話派は女性の比率が高く、10代~30代の女性が中心。なお、端末にかかわらずインターネット利用時間が短い“低利用層”は33.1%だった。

マイクロブログの利用率、1年で1.4%から9.7%へ増加

 Twitterなどのマイクロブログの利用率は9.7%で、昨年の1.4%から大幅上昇した。特にスマートフォン派では利用率が42.5%、携帯電話パソコン併用派では19.1%と高い比率を示している。利用しているマイクロブログサービスは、「Twitter」が92.8%、「mixiボイス」が29.6%、「Amebaなう」が13.1%など。Twitterの利用者は調査対象者全体の9.0%にあたる。

 SNSで提供しているソーシャルアプリの利用率は、SNS利用者の45.4%。SNS利用者は全体の21.3%のため、ソーシャルアプリ利用者は調査対象者全体の9.6%にあたる。

 首都圏と関西のラジオ放送をインターネットでリアルタイム配信する試験サービス「radiko.jp」の認知度は28.3%、利用率は5.0%だった。

 Appleのタブレット端末「iPad」の認知率は、調査時点では国内発売されていなかったにもかかわらず、85.1%に上った。また、「購入する予定である」「興味がある」と回答した人は18.2%あった。

 iPadやAmazonのKindleなど、新たなプラットフォームにおける有料の電子書籍や電子新聞、電子雑誌などの購読意向は、すでに利用している人を含め「利用する」が5.2%、「可能性がある」が19.4%。購読したいジャンルは新聞が52.8%と多かった。

 このほか、企業のWeb担当者1900人に対して行った調査の結果では、企業におけるTwitterの利用率は6.2%だった。

 なお、「インターネット白書2010」に掲載できなかった設問や、Excel用のクロス集計データなどを収録したCD-ROMも6月9日より販売する。「個人利用編」「企業利用編」「企業ウェブサイト編」があり、価格は各7万1400円。冊子版付きは各8万1900円。


関連情報


(永沢 茂)

2010/6/8 16:07