「Mac OS X 10.6.4」公開、23項目の脆弱性を修正


 Appleは15日、Mac OS X 10.6 Snow Leopardの最新アップデートとなる「Mac OS X 10.6.4」をリリースした。OSのソフトウェア・アップデート機能経由またはAppleのダウンロードサイトから入手できる。

 Mac OS X 10.6.4では、23項目の脆弱性を修正。悪意のある画像ファイルを開いた場合に任意のコードを実行させられる危険のあるImageIOの脆弱性など、危険度の高い複数の脆弱性を修正している。

 また、Mac OS X 10.5.8用にも、同様のセキュリティ修正を行う「セキュリティアップデート2010-004」が公開されている。

 Mac OS X 10.6.4とセキュリティアップデート2010-004には、Flash Playerプラグインのアップデートも含まれている。ただし、アップデートに含まれるFlash Playerは、最新版(10.1.53.64)よりも古いバージョン(10.0.45.2)となっている。Adobeのセキュリティチームでは、Flash Player 10.1をインストール済みのMacにMac OS X 10.6.4を適用しても、Flash Playerのバージョンが古くなることは無いようだが、念のためFlash Playerのバージョンを確認してほしいとしている。


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(三柳 英樹)

2010/6/16 17:10