フリーのメディアプレーヤーソフト最新版「VLC Media Player 1.1.0」公開
「VLC Media Player 1.1.0」紹介ページ |
仏VideoLANプロジェクトは22日、フリーのメディアプレーヤーソフトの最新バージョン「VLC Media Player 1.1.0」を公開した。Windows用、Mac用のバイナリ版や、ソースコードのパッケージなどが用意されている。
今回のバージョンでは、Windows 7/Vistaなどのプラットフォームにおいて、GPUやDSPでのデコードをサポートした。また、MPEG-4ロスレスやVP8などのコーデックにも新たに対応したほか、Googleが公開したフリーの動画フォーマット「WebM」のエンコード/デコードもサポートした。さらに、スクリプト言語「Lua」による機能拡張やカスタマイズも可能だとしている。
このほか、モジュールの削除やコードのリライトにより、高速化や軽量化を図ったとしている。
なお、VideoLANプロジェクトは21日、ライセンスの関係から、新バージョンではインターネットラジオのモジュール「SHOUTcast」を削除したことを明らかにしている。
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(永沢 茂)
2010/6/23 13:04
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