「WinnyやShareを使わないで!」京都府警らが啓発活動、街頭でチラシ配布
社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)は、「WinnyやShareを使わないで!」と題したチラシを制作した。同協会のウェブサイトでPDFで公開している。
今後、各種イベントなどで配布していくが、まずは7月1日に京都で行われる街頭啓発活動に参加し、通行人などに1000部配布する。これは、安全なサイバー空間の構築のために京都府警が中心となって行うもの。不正アクセスやワンクリック詐欺とあわせ、ファイル共有ソフトによる著作権侵害についても啓発するかたちだ。
チラシでは、WinnyとShareではダウンロードしたコンテンツがそのままアップロードされる機能があることから、ダウンロードするだけでも違法行為に加担することになると説明。また、WinnyとShareで流通しているコンテンツのほとんどが著作権者に無断でアップロードされているものだとする調査データなどを示しながら、現状では「適法な利用ができない仕組み」であるとし、著作権侵害を行わないためにWinnyやShareの使用自体をやめるよう呼び掛けている。
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(永沢 茂)
2010/6/25 16:42
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