CTC、光ファイバー利用の地デジ配信サービスを東海3県で提供


 中部テレコミュニケーション株式会社(CTC)は10月1日より、光ファイバー導入世帯向けの地上デジタル・BSデジタル放送サービス「コミュファ光テレビ」を提供開始すると発表した。中部地方で展開しているFTTHサービス「コミュファ光」のオプションプランで、月額料金は483円。初期費用(工事費)は1万9635円。8月1日からの受付開始と同時に、工事費割引キャンペーンも実施する。

 「コミュファ光テレビ」は、テレビアンテナやパラボラアンテナを設置することなく、「コミュファ光」の光ファイバー網からテレビ放送を受信できるサービス。同一周波数パススルー方式を採用しているため、外付けセットトップボックスは基本的に不要。一般的な地上デジタル・BSデジタル対応テレビ単体で番組を楽しむことができる。なお、1世帯で2台以上のテレビを利用しているケースでも追加料金は発生しない。

 「コミュファ光テレビ」は、「コミュファ光」のサービスエリアのうち、東海3県の38市11町で提供する。また、申し込みにあたっては戸建住宅かつ「光ネット」「光電話」の契約が別途必要となる。

 8月1日からは「コミュファ光テレビ初期工事費割引キャンペーン」を実施する。「コミュファ光テレビ」の利用期間を「3年間」または「5年間」約束することで、通常1万9635円の初期費用が6300円もしくは2100円に割引される。なお約束期間満了前に解約する場合の違約金は4200~1万7535円。


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(森田 秀一)

2010/7/2 16:29