地図ソフト「プロアトラスSV6」9月発売、1/1500詳細地図の収録エリアを拡大


 株式会社クレオは、地図ソフトの新バージョン「プロアトラスSV6」シリーズを9月17日に発売する。価格は、「全国版」が9975円、「首都圏・中部・関西版」が8820円など。Windows 7/Vista/XPに対応する。

 今回のバージョンでは、「5千市街図」と呼んでいる縮尺が約1/1500の詳細地図の収録エリアを拡大した。「全国版」では前バージョンの3.6倍の面積となる1484市区町村、「首都圏・中部・関西版」では2.7倍の899市区町村をカバーしている。「5千市街図」では、信号や一方通行、バス停、陸橋、県道番号の注記をフルカバーしているほか、デザイン面では球場や競技場をよりリアルに表示したり、地下鉄駅の形状の詳細化を行ったという。


縮尺約1/1500の「5千市街図」表示例

 プロアトラスは、ローカルPCに地図データをインストールして使うタイプの地図ソフトだが、購入後も地図データを更新できるパッケージも用意する。「全国版 1年間地図データ更新パック付」が1万5750円、「全国版 アップグレード・乗り換え専用 1年間地図データ更新パック付」が1万815円。1月、4月、7月、10月に公開する最新地図データに更新できる。

 また、これら「1年間地図データ更新パック付」製品では、ダウンロード提供するソフト「プロアトラスSV6 Select」も附属しており、2台目のPCでも使用可能だ。


「プロアトラスSV6 全国版」パッケージ「プロアトラスSV6 全国版 1年間地図データ更新パック付」パッケージ

 このほか、「プロアトラスSV6」シリーズ共通の特徴としては、全国46カ所の地下街マップ(縮尺約1/1500の地下街全図、1/750の地下街広域図、1/380の地下街詳細図)、東名阪(東京23区、大阪市、名古屋市)の航空写真データ、ミニ地図帳の印刷機能などがある。


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(永沢 茂)

2010/8/20 06:00