地図ソフト「MapFan.net」最新バージョン、巨大マップ印刷機能を追加


山頂標高表示の例

 インクリメントP株式会社は21日、オンライン地図ソフトのマイナーアップデートバージョン「MapFan.net Ver.10.1」のダウンロード販売を開始した。Windows 7/Vista/XPに対応。希望小売価格は2079円で、1年間利用可能。なお、既存の「Ver.10.0」利用者は無償アップデートできる。また、パッケージ版は11月以降発売する。

 「MapFan.net」は、ローカルPCに専用アプリケーションをインストールして使うタイプの地図ソフトだが、地図データなどはインターネット経由で取得する。最新バージョンでの新機能としては、「デカ地図印刷」機能がある。これは、貼り合わせることで大きな地図を簡単に作成できる機能だ。自動で9枚に分割して連続印刷され、余白に印刷される「のりしろ番号」に従って貼り合わせて巨大マップが完成する。

 このほか、緯度経度での地図検索が、一般的によく使われているという「DMM形式」と「Degree形式」にも対応した。また、ユーザーから要望が多かった、全国主要山岳の山頂標高表示に対応した。

 地図データは、10月20日に開通した「首都高速道路神奈川6号川崎線」、10月21日に開業した「羽田空港新国際線旅客ターミナル」にも対応している。


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(永沢 茂)

2010/10/21 19:31