マイクロソフト、11月の月例パッチは“緊急”1件を含む合計3件

　マイクロソフト株式会社は5日、日本時間の11月10日にセキュリティ更新プログラム（修正パッチ）の公開を予定している3件のセキュリティ情報を公開した。脆弱性の最大深刻度は、4段階で最も高い“緊急”が1件、2番目に高い“重要”が2件。

　最大深刻度が“緊急”の1件は、Office 2010/2007/2003/XPに関する修正パッチで、リモートでコードが実行される脆弱性を修復する。同様の脆弱性は、Office for Mac 2011も影響を受けるが、こちらの深刻度は“重要”となっている。

　“重要”の2件は、PowerPoint 2003/2002およびPowerPoint Viewer SP2と、リモートアクセスソフト「Forefront Unified Access Gateway 2010」に関する修正パッチ。それぞれ、リモートでコードが実行される脆弱性と、特権の昇格が発生する脆弱性を修復する。