Windows Live Hotmail、全セッションをSSLで暗号化するオプション追加


 米Microsoftは9日、ウェブメールサービス「Windows Live Hotmail」において、セキュリティを強化するため、「HTTPSで接続」オプションを追加したと発表した。

 Hotmailではこれまでも、サインインの際にはSSLによるHTTPS接続が行われていた。今回追加したオプションは、Hotmailの全セッションを自動的にHTTPS接続で行うものとなる。

 Windows Liveの「アカウントの概要」ページ内にある「HTTPSで接続」リンクから設定できる。なお、このオプションを有効にすると、ウェブ上からHotmailを使用することはできるが、「Outlook Hotmail Connector」「Windows Live メール」、Windows Mobile/Nokia用 Windows LiveアプリケーションからHotmailにアクセスしようとするとエラーが発生するとしている。

「HTTPSで接続」設定ページ

 このほかWindows Liveでは同日より、「SkyDrive」や「フォト」などのページでも、データ転送を自動的にHTTPSで行うよう対応を開始したという。


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(永沢 茂)

2010/11/10 20:00