家電とネットの連携、ドコモなどがフィールドトライアル
NTT東日本、NTT西日本、NTT、パナソニック電工、NTTドコモは、家電をネットワークに接続することで利便性を高める「ホームICTサービス」について、基本的な技術の検証が完了したことを受け、11月30日よりフィールドトライアルを開始する。
5社では、ホームICTのサービス基盤(ホームICT基盤)と、さまざまな機器・アプリを連携させるための技術検証を昨年12月より行ってきた。NTT東西では、商用化に向けて、国際的に推進されているJavaソフトウェア開発フレームワーク「OSGi」を組み込んだゲートウェイ「ひかり電話対応ルータ」などを開発していた。これらの検証が完了し、11月30日からフィールドトライアルを開始することになった。
フィールドトライアルに参加するNTTドコモでは、自宅パソコンに遠隔でアクセスできる「ポケットU」対応のネットワークハードディスク(HDD)内に新着コンテンツがあれば、携帯電話宛にメールで通知するサービスを提供する。これは、OSGi対応ソフトをホームゲートウェイにプリインストールおくことで実現する。ドコモでは、ユーザーの利用シーンや操作性の検証、保守サポート体制などを検証する。
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(関口 聖)
2010/11/29 18:55
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