エレコム、500万画素のUSBウェブカメラ、動画はフルHD動画対応


UCAM-DLW500TABK

 エレコム株式会社は、500万画素のCMOSセンサーを搭載したUSB 2.0接続のウェブカメラ「UCAM-DLW500TABK」を3月上旬に発売すると発表した。価格は1万2600円。Windows 7/Vista/XP、Mac OS X 10.5~10.5.8/10.6~10.6.6、PlayStation 3(ファームウェアVer.3.55)に対応する。

 エレコムによると、500万画素というのは、ウェブカメラとしては画素数最高クラス(2011年1月現在)。ただし、500万画素の画質になるのは静止画の場合で、最大解像度は2592×1944ピクセル。動画の場合は200万画素までとなり、最大解像度は1920×1080ピクセルのフルHDワイドスクリーンとなる。最大フレームレートは、MJPGの1280×720ピクセルまでの解像度の場合で30fps、同じく1920×1080ピクセルで8fpsなど。ピントはオートフォーカス方式で、最短10cmの接写も可能。

 本体はブラックで、レンズ面が上下方向に角度調整でき、未使用時はコンパクトに折りたためる構造。本体サイズは44.9×52.0×25.0mm(幅×奥行き×高さ、折りたたみ時)、重量は約48g。2ウェイスタンドにより、ノートPCや液晶ディスプレイの縁に取り付けたり、デスクなどの水平面にも設置することが可能だ。本体にマイクを内蔵しているが、イヤホンマイクも付属する。USBビデオクラス(UVC)に対応しており、専用ドライバーのインストール不要で使える。

 UCAM-DLW500TABKのユーザーには、Windows用ソフト「エレコム WebCamアシスタント」を無償ダウンロード提供する。動画・静止画撮影のほか、YouTubeなどへの投稿機能、動画の簡易編集機能などを備える。また、ソフトウェア処理により2000万画素相当の静止画撮影も可能になる。


折りたたみ時ディスプレイへの設置状態




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(永沢 茂)

2011/2/16 06:00