バイドゥ、日本語入力ソフトの新バージョン「Baidu IME」公開


Baidu IME

 バイドゥ株式会社は9日、日本語入力ソフト「Baidu Type」の新バージョンで、名称とロゴをリニューアルした「Baidu IME」(バージョン2.0.0.1)を公開した。対応OSはWindows 7/Vista/XP。

 「Baidu IME」は、1月31日に公開した新バージョン「Baidu Type 2011 β版」の機能改善が完了したことを受け、正式公開するとともに名称を「Baidu IME」と変更したもの。入力エリアのデザイン「スキン」を変更できる機能や、「ギャル文字辞書」「IT用語辞書」「2ちゃんねる辞書」などのオプション辞書、ユーザーの入力傾向を学習する予測変換機能など、従来からの機能はそのまま引き継がれる。

 新バージョンのBaidu IMEでは、64bit版Windows 7/Vistaに対応を拡大するとともに、画面をキャプチャーするスクリーンショット機能を追加。単語のユーザー辞書登録の簡易化や、各種の設定を一括で行えるユーザー設定ガイド機能を追加した。

 バイドゥでは、今回のリニューアルを契機に、さらなる機能開発によって「パーソナライズできるIME」としてのポジショニングの確立を図るとともに、さまざまなユーザーシナリオを想定したBaidu IMEの使い方の提案や、提携企業との各種パートナープログラムの展開を通じて利用者拡大を図るとしている。

従来同様にスキンの変更が可能スクリーンショット機能を搭載

関連情報

(三柳 英樹)

2011/3/9 15:36