Google Person Finderに32万件超の登録、携帯から利用できるサービスも拡大


Google Person Finder

 Googleは、東日本大震災を受けて開設した安否情報の登録・検索サービス「Google Person Finder」に32万件を超える安否情報が登録されており、18日からはTBSの協力により被災者のメッセージを紹介する「YouTube消息情報チャンネル」を開設したことを発表した。

 Google Person Finderは、地震発生後2時間後に開始され、18日現在でNHKの安否情報も含む約32万件の情報が公開されている。PCと携帯電話のアクセスが可能で、人の名前や携帯電話番号を入力することで安否情報が確認でき、安否情報の提供も行える。

 「YouTube消息情報チャンネル」では、東日本大震災の被災者のメッセージ動画を集めて紹介している。現在、TBS News-iが被災地で撮影した30本の動画を紹介しており、近日中にテレビ朝日系列のテレビ局によって撮影される動画も掲載される予定。

 また、避難所情報を掲載している「Google避難所情報」、被災地近辺の道路の通行実績をマップで見ることができる「Google自動車・通行実績情報マップ」、給水や炊き出し場所など現地のユーザーや自治体から寄せられた情報を直接掲載している「Google生活情報」の3サービスについては、18日から携帯電話での利用も可能となった。

 これらの情報は、Googleの災害情報特設サイト( http://goo.gl/saigai )にまとめられており、Googleのモバイルサイト( http://goo.gl/keitai )にも携帯電話から利用可能なサービスが掲載されている。


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(三柳 英樹)

2011/3/19 00:00