福島の学校にガイガーカウンター提供へ、ソフトバンク孫社長「やりましょう」


 ソフトバンクグループは、福島県の学校に放射線量測定器「ガイガーカウンター」を提供する方針を明らかにした。提供台数や提供時期は未定。また、全国のソフトバンクショップでも放射線量の定点観測を行うという。

 孫正義社長は24日、Twitterにおいて、全国のソフトバンクショップで放射線量の定点観測を行うとツイートしていたが、Twitter上で「本当に必要なのは福島での観測点を増やす事」という指摘を受け、「やりましょう。福島の学校優先」と返信。これを受けてソフトバンクグループが実現に向けて動き出した。

 孫社長はさらに、Twitter上での「孫さんのYahoo!などで実際の全国放射線量測定して公表してほしい」という呼びかけに対して、「やりましょう。フォーマット作るので全国の線量計持っている方協力下さい」と発言。ソフトバンクグループによれば、「時期は未定」としながらも、Yahoo! JAPANで全国の放射線量のデータを公開する予定だという。


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(増田 覚)

2011/4/26 18:52