「Google Earth for Android」アップデート、Androidタブレットに最適化


 米Googleは5日、「Google Earth for Android」をアップデートしたと発表した。今回のアップデートの主要な目的は、AndroidタブレットにGoogle Earthを最適化することだ。

 アップデートが利用できるのは、2010年以降に製造されたAndroid OS 2.1以上を搭載した端末で、日本もサポート対象国に含まれている。ただし、現時点ではAndroid OS 2.1搭載のソニー・エリクソンXperia X10などで不具合があり、修正されるまではAndroid OS 2.2以上となっている。

 また、タブレット向けユーザーインターフェイスは、Android 3.0以上搭載端末で利用できるとしている。

Google Earth for Android(Google LatLong公式ブログより画像転載)

 新バージョンでは、3D建物のフルテクスチャがサポートされたほか、画面上部に検索を含むメニューバーが表示されるようになり、検索、現在位置設定、真北の設定などの操作が簡単になった。

 また、PC版のように、レイヤー選択により付加的なコンテンツを表示できるようになった。メニューボタンをタップするとレイヤーオプションが表示される。ここから場所、店舗、サービス、Panoramioの写真、Wikipedia、境界、ラベル、地形のレイヤーを表示できる。


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(青木 大我 taiga@scientist.com)

2011/5/9 11:40