レキサー・メディア、被災者支援でメモリカードの画像復旧サービスを無償提供


 マイクロメディア ジャパン株式会社レキサー・メディア事業部は10日、東日本大震災の被災者支援として、メモリカードの画像復旧サービス「Save Your Memoryプログラム」を無償で提供すると発表した。

 このプログラムは、東日本大震災の被災者を対象として、被害を受けたレキサーのメモリカードから画像を無償で復旧するもの。対象製品は全レキサーブランドのメモリカード(SDカード、SDHCカード、マイクロSDカード、マイクロSDHCカード、メモリスティックProDui、コンパクトフラッシュカード)で、サービス提供期間は5月10日~6月30日。

 レキサー・ジャパン日本事業部長の山内泰蔵氏は、「日本全体が復興に向かって進もうとしている中、レキサーとしても、今回の震災でなくされてしまった画像の復旧サービスを通じて復興支援をさせて頂きたいと考えております。特に震災で多くを失った方々にとって、これまでの記録として残されていた写真の大切さははかり知れないものであると察しております」とコメントしている。

 日本国内で販売されているレキサーのメモリカードの中には、画像復旧サービスを提供している製品があるが、今回のサービスでは被災者支援としてすべてのメモリカードを対象に無償で復旧サービスを提供する。レキサーでは、復旧できる写真の量や画質はメモリカードの被害の程度によって大きく異なるため、最善の努力を尽くして復旧サービスを行うが、カードの状態やデータ破損の状況により復旧できない場合があることをあらかじめ了承してほしいとしている。


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(三柳 英樹)

2011/5/10 13:02