日記レンタルサービスの老舗「さるさる日記」が6月30日でサービス終了


 日記レンタルサービス「さるさる日記」が、6月30日正午でサービスを終了する。

 5月9日、さるさる日記のサイトでサービスの終了が告知されるとともに、新規の日記作成の受け付けを停止した。なお、既存ユーザーはサービス終了まで日記を書くことが可能だ。

 サービス終了をもって、すべての日記は削除される。それまでは管理機能の「ログのエクスポート」を使ってMT形式で過去の日記をダウロード保存することが可能だが、サービス終了後のデータ復旧は一切受けられないとしている。

 さるさる日記は、1999年6月にサービス開始。2004年8月、当時の運営会社の有限会社フォーバルがGMOグループに子会社化され、現在はGMOメディア株式会社が運営している。同社によると、「老舗サービスとして昔からのユーザーに長く愛されているサービスで非常に残念だが、時代の流れ」。

 さるさる日記のトップページでは、利用している日記作家は16万7660人と表示されている。日記の中には、サービス終了について言及した日記も見られるほか、移転先のブログを案内している日記もある。


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(永沢 茂)

2011/5/10 17:30