ヤフー、被災地域の企業の検索連動型広告に「がんばっています東日本」マーク


「がんばっています東日本」マークの表示例

 ヤフー株式会社は16日、東日本大震災の復興支援の一環として、同社のリスティング広告を通じたサポートを開始すると発表した。

 災害救助法の適用地域に本拠地がある広告主を対象に、「Yahoo!検索」PC版の検索連動型広告「スポンサードサーチ」に表示される広告に、「がんばっています東日本」マークを表示する。表示を希望する広告主から、専用フォームで申請を受け付ける。なお、マーク表示に費用はかからないが、広告出稿に対する課金は通常どおりとなる。実施期間は、2011年9月末までを予定。

 このほか、「Yahoo!ニュース」などから誘導する特設ページを開設し、該当企業の広告を一覧で掲載する特別広告枠を提供する。掲載枠は、カテゴリーごとに最大20件。

 ヤフーによると、被災地域の一部企業では風評被害などにより人が来ない、物が売れない、注文が減少したなどの影響が出ているという。リスティング広告を通じたサポートを行うことで、被復興支援につなげていきたいとしている。


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(永沢 茂)

2011/5/16 17:05