BIGLOBEと小松左京事務所、電子書籍販売サイト「SF作家の書店」を開設
NECビッグローブ株式会社と株式会社イオ・小松左京事務所は16日、SF作家の作品を電子化して販売するサイト「SF作家の書店 プラネタリアート」を開設した。まずはiPadおよびiPhone向けに配信し、順次配信端末を拡大していく。
第1弾として、小松左京の「人類裁判」「コップ一杯の戦争」「御先祖様万歳」、眉村卓の「一分間の春」を電子化し、小説をモチーフに描かれたオリジナルのイラストを挿入して配信する。
価格は「人類裁判」と「御先祖様万歳」が350円、「コップ一杯の戦争」と「一分間の春」が230円。「人類裁判」は2.99ドル、「コップ一杯の戦争」は1.99ドルで英語版も販売する。
「SF作家の書店 プラネタリアート」は、電子書籍化による新しい読者層の獲得や、英語版の配信により、小説家やアーティストの活躍の場を広げるのが狙い。2013年までに配信作品を3000作品に拡大し、売り上げ1億円を目指す。
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(増田 覚)
2011/5/17 06:00
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