Google、節電プロジェクトでAPIを公開


 グーグル株式会社は15日、ユーザーの節電行動をサポートする「Go 節電プロジェクト」において、電力会社が提供する電力予報データを開発者が使いやすくするAPIを公開した。現在は東京電力のデータのみに対応しているが、随時情報元を追加していく。

 Go 節電プロジェクトのAPIでは、1)消費している電力量の情報取得、2)過去に消費した電力消費量の情報取得、3)電力会社が予想する最大電力消費に関する情報の取得、4)電力会社の最大電気供給力に関する情報の取得――が可能となっている。

 グーグルでは、東京電力が提供する電力の使用状況データと過去の電力使用実績データを、開発に使いやすい形に加工して提供する。具体的には、RESTful APIとしてパラメータを与えることにより、JSON、XML、CSV形式でレスポンスを得られる。


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(増田 覚)

2011/7/15 12:35