バッファロー、親機・子機モード同時使用に対応した11n対応無線LANアダプター


PC取扱店向けの「WLI-UC-GNM2」

 株式会社バッファローは21日、IEEE 802.11b/g/n対応のUSB接続式無線LANアダプター2機種を発表した。「WLI-UC-GNM2」がおもにPC販売店、「WLI-UC-GNM2T」はゲーム機販売店で取り扱われるが、スペックはほぼ共通。通常のクライアント(子機)としての用法に加え、アクセスポイント(親機)モードが切り換えなしで同時使用できる。11n接続時の最大通信速度は150Mbps。価格は「WLI-UC-GNM2」が1600円、「WLI-UC-GNM2T」が1500円。いずれも8月中旬より出荷する。

 USBポート接続時の露出部分が長さ約8mmという小型の無線LANアダプター。「親機モード」での動作に対応しており、無線LANルーターやアクセスポイント相当の環境を安価に構築可能。スマートフォンや携帯型ゲーム機の無線LAN機能を手軽に利用できるという。また、通常の「子機モード」でも動作する。

 Windows 7/XP搭載PCとの接続時は、親機モード・子機モードを切り換えなしで同時使用できる「デュアルモード」をサポート。なお、Windows Vistaで使用する際は自動切り換えモードで動作する。

 PC販売店および家電取扱店向けの「WLI-UC-GNM2」は、「Wi-Fi CERTIFIED」の認証を取得済み。ゲーム販売店向けの「WLI-UC-GNM2T」は同認証を取得していないが、ゲーム機との接続方法を詳細に解説したマニュアルが付属する。

 2機種とも本体サイズは16×9×20mm(幅×奥行き×高さ)。重さも約3gで共通。

「WLI-UC-GNM2T」は量販店のゲーム売場などで販売されるノートPCとの接続イメージ

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(森田 秀一)

2011/7/22 13:25